住み心地

鳥が死ぬ家

パタパカです。

オドロオドロしいタイトルとなってしまいましたが、これは我が家のことです。
というより、我が家に限らず誰の家でも発生する可能性があるのです。

１．得体の知れない恐怖

ある日、庭で草抜きをしていました。
すると、そこには...。

庭の端っこで「メジロ」という鳥が死んでいました。
端っこと言っても、奥行きとしては4ｍ程度の極狭い庭です。
よく見れば、家の中からも確認できたと思います。
でも、まさか鳥が死んでいるなんて思わないので、草を抜きながら移動しつつ、50cmまで近づいて初めてそこに死体があることに気付きました。
見つけた時の焦り具合と言ったら...。
反射的に後ろにジャンプした一瞬後に、鳥が死んでる...という事実を確認し、心臓がバクバクする。

本当に、何が起きていて、何がそこにあるのか？何故そこにあるのか？理解出来ませんでした。

そうなんです。
得体の知れない恐怖は、「何故？」ということなんです。

２．考えられる死因

鳥が死んでいるということで考えられる死因は、
「猫や大型鳥による捕食活動」
「寿命」
「ウィルスによる感染症」
などが考えられます。

捕食活動の末にほったらかしにされてしまったことは十分に考えられると思います。
特に猫は食事のためというよりも、ハントを楽しむという要素で捕まえるとも聞いたことがあります。
ただし、我が家の周囲では猫が歩いているのを見たことがないんですよね。

鳥が寿命というものをどう迎えるのか？というのはよく分かりませんが、普通、飛んでいて急に寿命で死ぬというのも考えにくいですよね。
死んでいた周囲には木も無いし、電線も屋根も無い場所なので、羽を休めている最中に死んだということでもないでしょう。
この線は無さそうです。

ウィルス...。
鳥インフルエンザ等の感染症で死ぬことは十分考えられますし、可能性としては一番高いのではないかと思われます。
それと同時に一番イヤな結果でもあります。
COVID-19も動物由来ではないかと推測されていますし、過去に発生したSARSなどもコウモリなどの動物を媒介してヒトに感染したのではないかと言われていますし...。

最悪...。

３．突然原因は明らかに

そうやってモンモンと過ごす日々に異変が出現しました。
我が家の吹き抜けにある大きな窓に何か汚れのようなものが...。
前日までは無かったものなのですが、白い跡が残っているのです。
雨が降ってもこのような汚れ方はしませんし、そもそもそこまで汚れる窓ではないのですが。
もしかして鳥が当たったのでは...？と思って庭を見てみましたが、それらしき痕跡は無し。
この窓に鳥が当たったことでメジロが死んでしまったとすれば、死骸があった位置と窓の位置関係もピッタリです。

でも、メジロって死ぬほど高速で飛行しているの？という疑問も...。
「当たり所が悪かった」ということもあるのだろうか...？

そして数日後、今度は夕食後の一家団欒の時でした。
2階部分から「ドカ！ドス！」という何か大きな物が落ちたような音がしました。
全員1階にいましたし、2階で何か落ちるような物を置いている訳でもなく。

一応、2階を確認しても、やはり異常なし。
では、外で子供がボール遊びをして当ててしまったのか？と思って外を見るも、夜ですし、そのような人影は皆無でした。
風で何かが外壁に飛んできたか？と仮定して見回ってみるも、そのような痕跡は無し。

原因が分からず首を捻っていると、2階から下りてきた妻が「これ...？」と指差す先には...。

吹き抜けの窓に、新たに2つの白い跡が...。
完全に当たってます。
鳥が。
我が家の窓に。

４．友人の家でも

調べてみると、鳥が窓に激突する例は結構あるようです。

ふと、友人宅が大きな窓を2階部分に設置しているのを思い出して聞いてみました。
すると、始めは「窓に鳥が当たるなんて無かろう？」と小バカにされていましたが、メジロが死んでいたことを話すと、「そういえば、以前に大きな鳥が窓の下で死んでいたことがある」と思い出したようです。
窓に当たったかは定かではないものの、我が家の現象と整合する事象でもあります。

やはり、鳥は窓に当たるのです！
窓を窓と気付かずに突っ込んでしまうのでしょうね。
なんだか鳥に申し訳ない...。

５．まとめ

大きな窓を設置する時には鳥が激突するということも覚悟しておいてくださいね（笑）。
ちなみに、鳥獣の死骸に関しては市役所に問い合わせると回収に来ていただけますよ。
小鳥程度であれば、自身で処理してくれと言われる場合もあるようですが。
ただ、鳥の死因が激突死とは限りません。ウィルスが死因ということもありますので、小さな子供は勿論ですが、大人も無暗に近づいたり触ったりしないよう、十分ご注意下さい。



と書いている今も何かが窓に激突する音がしました！
今回は特に白い跡も残っていないようですが...。
風も強くないので、物が飛んできたということは考え難いですね。
じゃ、鳥か。



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