新居に住み始めてから、今までの賃貸アパートとは大きく違うことは、広くなった分掃除が大変だということです。
それに2階建てなので、1階・2階とも掃除をするということは意外に面倒です。
掃除機を抱えて1階・2階と移動するだけでも結構大変ですからね。
そこで、我が家ではお掃除ロボットを購入しましたので、その便利さをご紹介します。
1.購入機種は?
お掃除ロボットと言えば、「ルンバ」シリーズが超人気で売れています。お掃除ロボットのパイオニア的存在ですし、機能も十分満足できるハイスペックなので、購入して失敗したという人は少ないですね。
しかし、お値段が...。
様々なモデルがありますが、中級モデルでも4~5万円ですし、最新の最上級モデルであれば10万円も超えるものもあります。
私のような庶民には手が届きません...。
ということで、口コミを頼りに色々と比較検討しました。
有力候補だったのは、パナソニックの「RULO(ルーロ)」シリーズです。
三角形の形状なので、隅々までゴミを掻き出して吸引することやセンサーがしっかりしている点が素晴らしいと感じました。
しかし、これもお値段が...。
2世代くらいの型落ち機種でも5万円程度...。
庶民には無理...。
ていうか、この機種は本気で購入しようというところまで惚れていました。
しかし!
一度冷静になってみると、こんな高額な機種を購入しなくても、それなりに掃除してもらえれば良いんじゃない?という考え方に傾いていきました。
だって、高額機種が思ったほどキレイに掃除してくれないとショックですが、安い機種なら同じ程度の掃除能力でも、「安いのにここまでキレイにしてくれた!」と思えるのではないかと。
いつも100点を取る人が85点だったら「どうした?やる気あるのか?」と思われますが、いつも50点の人が同じ85点だったら「お~っ!頑張ったな!!」と褒めてもらえるのと同じですな。
余談が多くなり過ぎました...。
という経緯を経て、我が家が購入したのはBESTEC社の「MAPi」という機種にしました。
スペックなどの詳しい情報はこちらからどうぞ。
2.MAPiの実力評価
このMAPiを購入した決め手は、2万円弱の値段設定であるのに、マッピング機能が付いているということです。この価格帯でマッピング機能が付いているのは、この機種だけではないでしょうか?
マッピング機能というのは、部屋をスキャンして壁や家具などの障害物を感知し、掃除機の中で地図を作成します。それに沿って掃除をするので、無駄なく隅々まで掃除できるというメリットがあります。
スマホなどにアプリを入れると、このマップと掃除進捗状況が可視化されます。
こんな画面です。
白い部分は掃除が終了したところです。
詳しく見ると、真ん中より少し上にある4つの青い点はソファの足です。
このようにソファの足も明確に感知してくれます。
家具にぶつかることもほとんどありませんね。
但し、我が家はブラックのキッチンなのですが、一条工務店のスマートキッチンに採用されている鏡面パネルにはセンサーが反応しないようでぶつかってしまいます。
肝心な吸引能力については、特に不満はありません。
不満はないという表現より、「良く吸ってる」という方が良いのかもしれないくらい、キレイになります。
一度掃除が完了すると、ダストボックスにかなりの埃が溜まっています。
注釈しますが、我が家が特別汚い家だという訳ではありませんので...。
2日に1回くらいの頻度で掃除しても、MAPiを動かすとゴミを吸って帰ってきてくれます。
ただ、隅っこまで完璧なのかというと、やはり隅っこには若干埃が残ってしまいますね。
これはお掃除ロボットの宿命みたいなものと諦めています。
吸引する時の騒音については、「う~ん、こんなもんかな?」という感じです。
コードレス掃除機(ダイソン)と同じくらいの騒音なのかな?
いや、ダイソンより少し静かなのかも。
うるさくて会話もできないということはありませんし、TVも普通に見れます。
我が家は2階で寝ているのですが、夜中に1階をキレイにしようとタイマーセットしたのですが、私は目が覚めてしまいました。
吹き抜けで騒音が筒抜けになったことも影響しているでしょう。
そして、私は人一倍眠りが浅いようですのであまり参考にはなりませんが...。
ちなみに、子供達はもちろん、妻も爆睡していました。
3.可愛い機能
それと、このMAPiには可愛い機能もついています。MAPiが話すんです。
と言っても、本当に掃除機が喋るのではなく、アプリ上にこんな感じに文字で話すんです。
乗り上げて止まっているので、持ち上げてやると...
「誰かが連れて行こうとしています。」
「持ち上げられましたか?」
てな感じでご主人様を誘拐犯扱いしやがります。
この話す機能は、MAPiからの一方的なものですし、特に情報力に富んでいる訳ではありません。
でも、こういうちょっとした遊び心がとっても可愛いですね。
4.デメリット
ここまで素晴らしい点を書いてきましたが、全てに満足している訳でもありません。特に、ゴミを捨てるときに開くダストボックスの蓋のヒンジ部分がすぐに折れます。
口コミで見ても、多くの人がこの部分を指摘しています。
私も丁寧に扱っていたつもりだったのですが、普通にゴミを捨てたら折れてました...。
もう一つ残念なところは、段差にめっぽう弱いというところです。
一条工務店の家(i-smart)では部屋の区切り部分では段差が少ないので特別問題はないと思いますが、玄関マットなどの厚み(1.5cm程度?)でも踏破できずに止まってしまいます。
ちなみに、それより少し薄手のキッチンマットは乗り上げて掃除してくれます。
購入して3ヶ月程度ですが、不満点はこの程度ですかね。
あ、それと意味の分からないパーツが入っています。
半透明の半径3cm程度、厚み3mm程度の樹脂製の部品です。
「キャップ」と取説には書いてありますが、用途は掲載されていません。
キャップというくらいなので、掃除機のどこかの蓋なのか?とひっくり返して見ても、ハマりそうな場所はありません...。
意味不明のままです。
5.まとめ
様々な機種によって、メリットもデメリットももちろんあります。高級モデルを購入すればデメリットは少ないでしょうけど、どこで自分を満足させるか?ということが大事なのだと思います。
我が家では、1階の広いスペースを掃除することをメインにお掃除ロボットを使っていますが、2階に持って行ってベッド下を掃除するにも非常に便利です。
最初は階段で反応せずに落下してしまうのが怖かったので、階段で待ち構えていましたが、全く落ちるようなことはなくセンサーがしっかりと反応してくれます。
出掛けている時間や他の家事や趣味をしている間に掃除が完了しているというのは時間的にも体力的にも非常にメリットがあるのではないでしょうか。
5万円以上もする機種にはなかなか手が出ないのですが、2万円弱でも十分に働いてくれますのでお掃除ロボットおすすめですよ!
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