新居に入居してから1ヶ月が経ちました。
我が家の庭には、真砂土(まさど)が敷かれていますが、ポロポロと雑草が生えてきました。
しかも、繁殖力の強い「スギナ」が生えてきたので、退治するために効果的な方法を実践しましたのでレポートしたいと思います。
1.まずは敵(スギナ)を知ろう!
我が家の土地は、購入時点で雑草に覆われていて、年末に家族総出の草刈りをしました。↓その時の記事はこちら
外構工事のときに除去してもらい、真砂土を敷いて固めてもらったので雑草は生えづらい状態ではあったものの、雑草の生命力は強力で、こんな感じに生えてきてしまいました。
このままでは、雑草に覆われた廃墟のような外観になってしまうので、何とか退治したいと効果的な除草方法を模索しました。
退治するためには、敵がどういった性質を持っているのかを知る必要があります。
「スギナ」とは、シダ植物系のトクサ目トクサ科に分類され、胞子を放出する状態の茎は、食用にもなる「つくし」です。
つくしが生えるだけなら、見た目も可愛いですし、毎年春の収穫を楽しめるのですが、このスギナは地下茎を深く伸ばして繁殖することから「地獄草」とも呼ばれているとか...。
「地獄草」って...。
このスギナが厄介なのは、胞子で増えるだけでなく、根からも増えるので、爆発的に繁殖していくということです。
しかも、根を掘り返して除草しようと試みても、切断された根からも新しい茎が伸び始めるというから、残らず全てを取り除かなければならないということです。
そんなこと、土を入れ替えない限り、現実的にはムリな気が...。
田畑の畦道や河川の土手などがスギナで覆われているのを見かけますが、このような性質なので、どんどん増殖しているのでしょうね。
2.除草方法の模索
スギナは非常に厄介な雑草だということがよく分かりましたが、どのような除草方法が効果的なんでしょうか。地表から出ている茎を手で抜こうと思っても、途中でプチプチとちぎれてしまうので、根っこを排除することなど到底ムリです。
掘り返して根っこを排除しようと思っても、先に述べたように、根が残れば繁殖します。
掘り返すときに、スコップで根っこを切断してしまえば、分裂して更に増えることになりますので逆効果です。
ということで、除草剤を使って根絶やしにするしか方法は残ってなさそうです。
しかし、庭には芝生を貼りたいと思っているので、土壌に除草剤が残ってしまうのは困ります。
せっかく貼った芝生が除草剤の影響で枯れてしまっては悲しくなりますし、早く芝生を貼りたいので、除草剤の成分が土壌から消え去るまでの期間を待つことも避けたいところです。
ということで、除草剤について調べてみると、色々な種類があるんですね。
3.除草剤の種類
除草剤には大きく分けて以下の2種類があります。■土壌処理剤
土壌に散布して、雑草の根から吸収される、もしくは発芽成長を妨げるタイプ。
■茎葉処理剤
既に生えている植物に散布して枯らすタイプ。
調べる前は、除草剤というのは、茎葉処理剤のように雑草に散布して、土壌処理剤のように土壌に成分が残り雑草が生えなくなるものだと思っていました。
しかし、葉茎処理剤は土壌に残らないということなので、これから芝生を貼る我が家にはこちらが向いていそうです。
また、葉茎処理剤は2タイプがあります。
■接触型
除草剤が直接触れた部分だけが枯れるタイプ。即効性がある。
■移行型
除草剤が触れた葉茎から成分が吸収されて、根まで枯らすタイプ。効果は遅れて現れる。
根絶やしにしなければならない厄介なスギナには移行型が適していそうです。
この移行型除草剤は、別名「グリホサート系除草剤」とも呼ばれているようで、これで検索すれば色々な商品が販売されていました。
私は、評判も良く、TVCMでも見たことのある「ラウンドアップ マックスロード」を購入してみました。
この商品は、希釈タイプとストレートタイプが販売されています。(麺つゆみたい...)
希釈タイプにすれば、濃度を変更して除草したい植物に合わせて使用できるのでこちらを購入しました。
4.果たして除草剤の効果は?
除草剤を散布するためには、噴霧器なんて不要です。100円SHOPでスプレーボトルを購入して代用しました。
目分量で希釈した除草剤を雑草1本1本に散布していきます。
これが結構疲れます。
ちなみに、ゴム手袋はしっかりと着用してくださいね。
その後、待つこと1週間...。
写真ではちょっと分かりづらいのですが、しっかりとスギナが枯れてます!
ススキと思われるものもしっかりと枯れましたので、効果抜群です。
Afterの写真をご覧いただきます。
5.まとめ
スギナが我が家で地獄草っぷりを発揮してしまったらどうしようと焦ってしまいましたが、除草剤がしっかりと効果を発揮してくれました。これだけ枯れてくれると非常に楽しいですね。
第一弾の除草剤散布で枯れた部分は、その後スギナが生えてきていませんので、根絶やし作戦は成功です!
ただ、別の場所からも生えてきましたので、また散布して芝生貼りの事前準備をしていこうと思います。
ちなみに、葉茎処理剤は雨で流れてしまうと効果が薄くなるので、週間天気予報をチェックして雨が降らない時期に作業すると良いですよ。
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