一条工務店で採用できる玄関ドアは、三協アルミ製の「ファノーバ」もしくは「プロセレーネ」が選べます。
我が家は「ファノーバ」の《C-13 スモークナット》を採用しました。
このドアにはオプションで電気錠として「e-Entry」というものを選択することが可能です。
今回は、このe-Entry用のキーケースを自作してみたので、ご紹介したいと思います。
1.e-Enrtryとは?
この電気錠は、自動車のスマートキーのように鍵穴に鍵を挿さなくても、ドアに設置されたボタンで開錠と施錠が可能になる便利グッズです。打ち合わせ時には、「必要ないんじゃない?」なんて思ってましたが、実際に使ってみると非常に便利!!
賃貸住宅時代は、帰宅時には鍵をカバンから取り出して、暗い中で鍵穴を探して、鍵の凹凸を指で探りながら鍵穴に挿すという順序で開錠していました。
が、電気錠になった今はそんなことは不要!
そもそも、玄関ポーチの照明がセンサー付なので暗くて困ることもないのですが、鍵をカバンから取り出して挿すということなく、ドアに付いたボタンを押すだけで開錠できるという、たったこれだけのことが段違いに便利です。
特に、荷物を持っているときなんかは、威力抜群です。
ちなみに、このe-Entryには《ノータッチモード》という機能が付いていて、鍵を持った状態で近づくだけで開錠/施錠ができる(オートロック機能のようなもの)ようになります。
が、鍵を持ち忘れて閉め出される可能性もあるので、我が家では使っていませんが...。
↓三協アルミのショールームに行った記事はこちら
2.キーケースを自作
自動車用のスマートキーケースは、各社専用設計で販売されていますが、玄関用のキーケースって販売していないんですよね。むき出しのままでも良かったのですが、せっかく趣味でレザークラフトをしているので、自作してしまえっ!ってことで作ってみました。
まずは完成形をご覧いただきましょう。
アンティークっぽいイメージで作ってみました。
極力手間を掛けずに作ったので、手縫い無しで、すべてリベット留めです。
3.寸法図公開
寸法図を掲載します。レザーだけではなく、お気に入りの布でも作ることが可能ですので、手先に自信のある人は作ってみてはいかがでしょうか。
ちなみに、スマートキー自体の寸法はこちらです。
4.製作過程
作り方の説明です。①パーツを裁断
今回の使用パーツは、たったの3つです。
寸法通りに裁断します。
寸法通りに裁断します。
②穴あけ
リベットを打つ場所と、キーリングを通す穴を開けます。
この時点でアクセントとして飾りカシメを付けて、キーリング用のカシメを打ちます。
この時点でアクセントとして飾りカシメを付けて、キーリング用のカシメを打ちます。
③組み立て
パーツを組み合わせて組み立てていきます。
まずはベルトを取り付けます。
リベットもデザインとして魅せるように考えていますので、3箇所を留めています。
まずはベルトを取り付けます。
リベットもデザインとして魅せるように考えていますので、3箇所を留めています。
次に適当な位置にベルト通し用のパーツを取り付けます。
取り付ける際に、ベルトが通るように少しだけ弛ませて取り付けるのがポイントです。
取り付ける際に、ベルトが通るように少しだけ弛ませて取り付けるのがポイントです。
裁断から完成までは、おおよそ1.5時間くらいの所要時間でした。
ちなみに、妻からも「私のも作れ!」という命令を受け、別バージョンのキーケースを作りました。
妻用はこんな感じです。
5.まとめ
作り方は非常に簡単ですので、初心者の人でも十分自作可能です。しかも、制作費も非常に安価です。
このキーケースに掛かった費用は、おおよそ200円~300円だと思います。
自分で作れば、キーケースだけでなくマイホームにも愛着が沸いてくるような気がします。
レザーの色や質感、厚みなどを変えれば別の印象にもなりますので、自分好みにアレンジしても良いと思います。この記事を読んでいただいて興味を持っていただいた人は是非作ってみてはいかがでしょうか。
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