パタパカです。
先日、棟梁にお会いした時に一緒にいた若い人たちは、将来を担う若手大工さんたちでした。
1.大工が不足している
一条工務店だけに言えることではありませんが、大工さんが不足しているようです。
不足しているというより、高齢化していると言った方が良いかもしれません。
しかも、2018年から18歳人口がさらに減少していくので、若手の大工不足は今後もっと加速することでしょう。
そこで、一条工務店では、若手大工を育成するべく、2年前から自社社員として採用して大工を育成しているのです。
育成を担う先生は、一条工務店と提携している棟梁たち。
どのような契約になっているかは不明ですが、普通に家を建てながら、OJT(On The Job Training)で実地経験を積ませるということですね。
2.進捗が早い!!
ということで、我が家の建築に携わっていただいている大工さんは、棟梁&一条社員大工2名の合計3名体制です。
なので、進捗が早いの何のって!!
大工工事が始まって1週間で石膏ボードが貼り終わり、床暖房のアルミパネルを全て施工し終わってしまいました。
棟梁に予定を聞いてみると、「う~ん、あと2週間もあれば終わりそうだね~。」って、大工工事が延べ3週間も掛からずに終了してしまいそうです。
なので、クロス屋さんや外壁屋さん、板金屋さん、左官屋さん(玄関タイル)の都合が付けば、引渡しがすごく早まりそうなんだが...。
監督さんは、まだ明言しないのですが「少し早まるかもしれませんね...。」という考えのようです。
引渡しが早いのは良いことですので歓迎なのですが、予定がはっきりしないと諸々の準備の計画が立たないので、早めに確定させてほしいものです。
3.若手大工の将来はどうなるの?
棟梁の下で修業中の若手一条社員の大工さんですが、将来はどうなるのでしょうか?
一条社員として棟梁を担うようになるのか?
そうすると、現在の提携している棟梁としては、親方として若手を育てれば育てるほど自分自身に仕事が回ってこなくなります。
一条工務店としては、自社の社員が棟梁を担えば、提携している棟梁に支払うマージン分のコストダウンが出来ますので、育成が完了すれば、提携棟梁に仕事を回す必要はなくなる訳です。
では、なぜ棟梁が育成役を請けているのか...?
若手大工さんと話をする機会がありましたので、それとなく聞いてみました。
すると、将来は一条工務店専属の大工として独立することになっているそうです。
彼は、父親が大工なので、小さい時から大工に憧れて高校も建築科に進み、一条工務店の専属棟梁として独立できる日を夢見ているということでした。
いや~。今時の若者にしては非常に立派な考えを持っています。
話を聞いた当日も、本来は休みだったようなのですが、棟梁が現場に入るということを聞いて勉強させてもらうために自主的に現場に入ってきたとのことです。
本当に、心からこの若者を応援したい!!
このような立派な考えを持った人が一条工務店の提携大工として活躍してもらえれば、安心して一条工務店に家創りを任せられますよね!
一条工務店さんには、是非もっと多くの意欲ある若者を育成していってほしいと思います。
4.まとめ
勤務先でも今年度の新入社員が入社して、各種教育を実施しましたが、これほど意欲のある立派な若者は非常に稀です。
棟梁には、大事に育てていってほしいと思います。
独立するためには、最低でも5年間は棟梁に修業してもらう必要があるそうです。
独立するのは大変だとは思いますが、頑張ってくださいね。
ということで、このような立派な若者と面倒見の良い棟梁が建ててくれている我が家も、大工工事完了まではあと僅か。
最後までケガをしないよう安全第一でお願いします。
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