i-smart 採用した/採用しなかったオプション


パタパカです。

家を建てるときに、どのような家が理想か?ということを決めることは、とても重要であると思います。
その過程で、一条工務店では何が標準仕様で、どのようなオプションを採用できるかを把握しておくことは必要不可欠でしょう。
ということで、今回は、私がオプションを選定する上で悩んだ末に、採用した/採用しなかったオプションを紹介しようと思います。

以前、我が家で採用するオプションの紹介を記事にしていますので、興味がある人はご覧下さい。









1.悩んだ末に採用したオプション


我が家はi-smartで建築するのですが、i-smartは標準仕様も充実しているので、それほど多くのオプションは必要ないだろうと考えていました。
が、検討していく中で、「こんなオプションがある。あっ、こんなのも」と、真剣に考えれば考えるほど欲しくなってしまうものです。

その中でも、「本当に必要なのか?」と悩んだ挙句に採用したオプションを紹介します。

① 高性能樹脂サッシ用網戸

一条工務店は、高気密・高断熱仕様+ロスガードのおかげで、窓を開けなくても、室内温度の変化を抑えてキレイな空気を循環させることが可能となっています。
ですので、窓を開けて換気するという概念を捨て去る必要があります。

「一条工務店の家は、窓を開けなくても良い」と、多くの人が言われた営業文句だと思います。
逆に窓を開けると、折角エアコンで涼しくした空気や床暖房で暖めた空気を外部に洩らしてしまうことになり非効率ですし、ロスガードのフィルターを通したキレイな空気も、外部から流入する埃で汚れてしまうことにもなります。

ですので、一条工務店では網戸がオプションになっています。
最初に聞いたときは、「網戸がオプションなんて、うそでしょ~?」と驚きました。
昭和生まれの私としては、「暑いときには窓を開ける!」「寒くても空気の入替えをしてシャキッっとする!」と育てられたので、窓を開けるための網戸がないというのは衝撃でした。

しかも結構高額オプション(我が家では102,900円)なので、窓を開けなくても快適なのであれば要らないかな~と考えていたのですが、春や秋の快適な季節では、どうしても窓を開けたくなるのではないか?夜寝ている時に窓を開ければエアコンを使わなくて良いので、経済的だし健康的なのではないか?と、葛藤しました。

網戸については、採用すれば良かったと後悔している人も少なからずいるようで、入居後に設置しようとすると費用も嵩みますし、住宅ローンを抱えながら追加費用を捻出することに躊躇するのではないだろうかと感じました。

結局、採用したのですが、その一番の決め手は、「後悔している人がいるのなら、きっと自分も後悔するだろう」と思ったことと、私が窓を開ける習慣を捨てきれる自信がなかったためです。


② 鍵取付 洋室建具(木調)用

これは、主寝室のドアに鍵を付けるということなのですが、そもそも、各部屋のドアに鍵は必要なのか?という疑問がありまして。
私は深夜に勤務することもないので、眠りを妨げられたくないということもないのですが、子供の友人が遊びに来たときに、勝手に入室して欲しくないという理由から採用しました。

私はどちらかというと、性善説に立つタイプなので、人様の家にお邪魔して悪さをするということはしないだろうと考えるのですが、現実はそうでもないようで...。
友人のお宅では、手癖の悪い子供の友達から被害にあったのだとか...。

それが現実なら考え方を変えて、もしそういう友達がいても、鍵を閉めておくことで被害に遭わないということもありますが、疑う必要もなくなるので、精神衛生的には良い結果になるだろう、ということで採用することにしました。
万が一被害に遭ってしまって、「あの子なのか?この子なのか?」と疑念ばかりを持ってしまっては、子供が友達を呼べなくなって可哀想かなとも思います。

③ ゼンケン浄水器

浄水器は必要なのですが、43,000円もするので躊躇しました。
しかも、カートリッジ交換で18,500円/年のランニングコストも掛かります。

それならば、以前使っていたBRITAの浄水ポットでも良いか?とも考えたのですが、蛇口を捻れば浄水が出るという利便性を考えると今更浄水ポットには戻れないですし、浄水ポットを冷蔵庫に置くと結構な場所を取られるので、そういったことを検討すると多少の出費は覚悟して、この浄水器を採用するべきだと思いました。


ということで、悩んで採用したというオプションは以外に少なく、「これ必要だよね。」といった感じですんなりと決めていった印象が残ってます。







2.悩んだ末に採用しなかったオプション


今度は、先ほどとは逆に、採用したいけどどうしようかな?と思いつつ、採用しなかったオプション達を紹介します。
紹介するとか言ってますが、採用しなかったので偉そうに言えませんが...。

① エコカラット

私はそれほどエコカラットに魅力を感じていなかったのですが、妻が採用したいと言ってました。
でも、結構いい値段がするんですよね。
エコカラットの除湿・脱臭効果を発揮しようと思うと、相当なボリュームが必要となるでしょう。
そうすると当然ながら高額になってしまうので、我が家の予算との兼ね合いから却下しました。

妻が希望した理由は、照明を当てることで浮かび上がる凹凸によって壁に変化を付けられるという、機能ではなく外見上の理由からでした。
なので、妻には「機能はどうでも良いのなら、石膏で自作したら?」と助言しておきました。
石膏で作ると結構な重量になるので、軽量化策を考えなければなりませんが、見た目だけならそれで十分。
妻も私も、小物作りが好きで、器用な方だと思いますので頑張ればなんとかなるかも...?


② ピクチャーレール

これも、妻が提案したものなのですが、エコカラットがムリなら壁に絵を飾りたいということのようです。
私も賛成していたのですが、打合せを進める中でピクチャーレールを追加することを伝え忘れてしまって、終盤になってから思い出しました。

すると、展示場でも玄関に絵を飾っているのですが、目立たないように天井部に金属製フックを取り付け、ワイヤーで絵を吊るしていました。
聞けば、営業氏が自分で取り付けたとのこと。
材料費は500円程度ということなので、営業氏としては絵を飾る程度であれば、高いお金を出してピクチャーレールを採用することは薦められませんでした。
もちろん、DIYすることが面倒くさいとか不安だと感じる人には、プロの施工で安心できるピクチャーレールを採用する方が良いかと思います。

我が家はというと、節約できるものは節約して、DIYできるところはDIYで、という方針です。


③ タッチレス水栓

このオプションは非常に好評なので、我が家でも真剣に検討しました。
泡が付いた手で蛇口を触ると、当然ながら汚れる頻度は高まります。
いつまでもキレイに保つためには、こまめな掃除が必要となりますが、これが面倒。
であれば、タッチレス水栓が魅力なのですが、標準の水ほうき水栓を使いたかったというのが、採用を見送った理由です。

弧を描くデザインが私的には受け入れづらかったというのもあるかもしれません。

それと、電気的部品が多くなると故障のリスクも考えられます。
特に水廻りなので、防水には最善の注意をしているのは重々承知してますが、それでも経年劣化による不具合発生の可能性は、標準水栓よりは上がるのではないかと考えました。

でも、住んでみたら後悔するかも...。
それぐらい悩みましたね。


④ エコキュート容量アップ

よく耳にするのが、エコキュートの標準容量(370㍑)では足りずに、予期せぬ時間帯で沸き上げをしてしまうということです。
ですので、当初は我が家でも460㍑に容量をアップさせようと考えていました。

しかし、設計士と営業氏が「4人家族であれば、標準容量で十分足りると思います」と助言してくれて、「でも...」と再検討していたのですが、それでも設計士と営業氏は薦めていなかったので、本当に必要ないんだなと判断して採用しませんでした。

その代わり、バブルお掃除機能が付いた「Sシリーズ」に変更しました。


⑤ ガーデンパン

外部に設置した立水栓の受けとしてのガーデンパンですが、必要なのは間違いありませんし、10,000円程度なので高額なオプションでもありません。
が、採用を見送りました。

なぜかと言いますと、ダサイ...

ホームセンターに行けば、もっとシャレたパンが売ってますし、スタンド部分もモルタル等を購入してDIYで造ることでも楽しいのではないかと思ってます。


3.まとめ


ということで、悩んだけど採用したオプションは
① 高性能樹脂サッシ用網戸
② 鍵取付 洋室建具(木調)用
③ ゼンケン浄水器

逆に採用を見送ったオプションは
① エコカラット
② ピクチャーレール
③ タッチレス水栓
④ エコキュート容量アップ
⑤ ガーデンパン

これは、我が家ではこう決断しましたが、皆さんの「どういった家が作りたいか?」という理想に応じて採用の可否が決定されるものです。
こういった考え方もあるのだという程度にご参考にしていただければと思います。

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