とうとう我が家もi-smartの着手承諾


パタパカです。

先日、着手承諾に行ってきました。
一条工務店の着手承諾って何をするの?ということを少しだけご説明します。


1.着手承諾とは?


一条工務店では、家を建築するにあたって節目節目で契約をすることになります。

①「仮契約」
仮契約とは、私は一条工務店で真剣に検討していきますという意思表示のための契約です。
我が家のように土地を所有していない状態の人は、この仮契約をすることで一条工務店の担当営業が土地探しのお手伝いをしてくれるようになります。
また、目星の土地が見つかれば、地盤調査も行ってくれます。
気を付けたいのが、この仮契約時に100万円の契約金が必要になります。
この仮契約金は、最終的に建築費用の一部になりますので、損することはありません。
頭金と考えて良いかと思います。

②「本契約」
無事に土地が決まるもしくは既に土地を所有している人は、次に本契約を結ぶことになります。
この本契約を結んでから、設計担当が入って本格的に間取りや仕様の打ち合わせに入ることができます。

③「着手承諾契約」
間取りや仕様も決定し、いざ部材発注というところまで進むと、この着手承諾契約を結びます。
発注する上で、これ以上仕様変更することが出来ませんけど良いですね?という意味ですので、着手承諾後にもし何か変更したいと思っても、追加費用が発生したり対応が不可能だということもありますので、慎重に細部まで事前確認する必要があります。

ここまで来ると、建築費用も固まりますので、同時に「つなぎ融資」の契約もすることになります。
*全ての建築費用を自己資金で賄う場合には「つなぎ融資」は不要です。

我が家では太陽光発電を載せますので、売電した電気の振込先口座を記入することになるので通帳も必要となります。

ということで、着手承諾時に必要な物としては、「印鑑証明」「実印」「売電振込口座通帳」「気力」「体力」です。



2.着手承諾の手続き


着手承諾前には、間取図面や電気図面、仕様書、見積書に間違いがないか?これ以上変更がないか?をしっかりと確認します。
先ほども言いましたように、ここから先は変更できませんからね。
我が家も、前日には妻と二人で図面を広げて確認作業を夜遅くまで頑張りました。

当日は、営業氏と一緒に最終的にもう一度、図面と仕様、見積もりを確認し着手承諾書にサインしました。
その他にも、建築確認や長期優良住宅、登記等に関する承諾書や委任状にサインし、つなぎ融資を申し込みまして、所要時間は2.5時間、サインした書類の数はよく覚えていませんが15種類ほど...。

書類は、一つ一つを営業氏が丁寧に説明していただけたので、スムーズに事を運ぶことができました。
氏名と住所、電話番号は結構な量を書く必要があるので、手が疲れました。
と同時に、もっと字が上手ければ...と後悔もしました。

私は、字が上手くなりたいとペン習字を通信教育で習っていた時期があったのですが、なかなか上達しないのがイヤになって途中で止めてしまった過去があるのですが、葬儀や結婚式で記帳する時にはいつも「字、練習しようかな」って思うのです。
が、思うだけで終わってしまうんですよね。
そういえば、NintendoDSの「美文字」ソフトも買ってあったので、それでも再開しようかな。

あっ、全然関係ない話ですみません...。


3.建築中の見学に関する制限事項


着手承諾後に、今後の建築スケジュール説明があったのですが、その中で気になる説明が。

工事着工以降で、建築中の家を見学することは構わないとのことなのですが、無断で中には入らず、見学する時には事前に工事監督へ連絡をして欲しいとのこと。
顧客の安全面を考慮してとのことらしいのですが、先輩ブロガーの皆様は毎日見学に行っているようなので、最近変更があったのでしょうか?地域によって異なるのでしょうか?
それとも、毎回事前連絡をしてから見学に行っているのでしょうか...?

我が家の場合、今住んでいる場所と建築予定地が近いので、気が向いた時にフラっと立ち寄りたいと考えていたのですが...。
う~ん、毎回連絡するのは面倒くさい...。

確かに引渡前の建築中物件は一条工務店の所有物ですので、一条工務店の管理下に置かれるということ、顧客に怪我をさせてしまわないように安全面を考慮して、ということは十分理解します。
が、自分の家の建築がどのように進行しているか?ということを観察しておきたいという施主の想いも考えていただきたいものです。

これだと、「大工さんの邪魔すんなよ」「部材を勝手に触って壊すなよ」「些細なことでクレーム言うなよ」と言われているように感じて、不快に思う施主もいるのではないかと...。(考え過ぎ...?)
確かに、施主が触って不具合を起こし、それを告知せずにクレームを付ける人がいてもおかしくはないので...。

そんな捻くれた考えを排除して考えると、もしかすると、足場に上がって転倒・転落して怪我をした施主がいたのかもしれませんね。
太陽光パネルを見ようと思うと5m以上の高さですので、もしそこから転落してしまったら命に係わるほどの事態ですしね。

企業としての防衛策としては間違ってはいないとは思います。

とは言え、そんなクレームなんか言いませんし、危険なことはしないので、自由に見学できるようにして欲しいと本気で思ってますので、工事が始まったら監督さんに直談判してみようっと。


4.まとめ


着手承諾は、自分の家が確定する重要な契約になりますので、それまでの打ち合わせを通して自分の要望を素直に伝え、それを設計士に形にしてもらう作業が重要だと感じます。
一条工務店のペースに合わせるのではなく、如何に自分のペースに持っていけるか?ということも考えながら打合せを進める必要もあります。
自分の要望がどうしても叶わないケースもあるでしょうが、そこで設計士の提案に妥協して承諾するのか、それとも納得して承諾するのかで後悔の度合いも違ってくるでしょうし、一言物申すだけでも「この施主は色々勉強しているのでしっかりとした提案をしないと前に進まないぞ」と思わせることでもペースの主導権を握る効果もあるでしょう。

そのためには、事前勉強というのは必要不可欠です。
一条工務店関連の情報はネット上に溢れていますので、私も有益な情報を仕入れて参考にさせていただきました。

それと、ドタバタしないで最終確認をするために、最終打合せ~着手承諾まではそれなりに時間を空けることをお勧めします。


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