窓への転落防止措置 採風ストッパー登場!


パタパカです。

我が家では、目下、外構について夫婦でアーデモナイコーデモナイと呪文のように検討しています。
三共アルミさんで貰ってきたカタログを見ていると、門柱とか驚くほど高額なのでなかなか決まりません。
次回は外構業者さんとの打合せなので、ある程度知識を蓄えて臨みたいとは思っているのですが...。




1.窓についてまだ悩んでます



さて、間取りや電気関係はほぼ確定してきたのですが、まだ窓の部分で悩んでいます。

窓というものは本当に難しいと感じます。
なぜかというと、採光通風という基本性能を考えなければなりませんし、それでいて設置数が多すぎると断熱性能が落ちる可能性もあります。
また、隣家の視線も気にしなければなりませんし、デザインという意味でも非常に大きな要素であると思うからです。


2.我が家の採光


1F南側
2F南側

我が家は採光ということに関しては、LDKはこれでもか!っていうくらい明るく出来たと自負しています。
南側に面しているということもありますが、なんと言っても吹抜に最大サイズのFIX窓を設置したからです。

入居宅訪問をさせていただいたお宅で、オープンステアにこのサイズの窓を設置していることを熱心にアピールされたのですが、当時は全く興味が沸きませんでした。

だって、これ、大き過ぎますよね。異様です...。

私も、このFIX窓を自慢しているかのように書いてますが、ここまでのサイズは不要だろうと自嘲してます。
何故採用したかというと、設計士のおすすめということと「折角だから、大きな窓で青空見ようか!」ってノリですね。
だからといって、後悔している訳でも逡巡している訳でもなくて、明るいリビングには憧れてたので、開放感があって良いんじゃないかなと感じてます。

このように南側のLDKの採光に関しては満足できそうなのですが、北側の玄関から水廻りに関しては、正直言って満足できる採光は取れませんでした
玄関のシューズボックスに窓を設置して採光する思惑だったのですが、「畳スペース」の配置が難しく、そちらを優先したために、玄関には窓を設置できませんでした...。

まぁ、完璧な家というものはないのですから、何かを犠牲にしなければなりませんよね。


3.窓の断熱性


断熱性能に関しては、「引き違い窓」<「開き窓(滑り出し窓)」<「FIX窓」の順で高まります。
密閉性/気密性の違いからくるものなのですが、私は今までの生活ではほとんどの窓が「引き違い窓」だったので、「開き窓」は単に使いにくいだろうな~という意識しかありませんでした。

断熱性能なんて、微塵も考えてませんでした。
でも、言われてみれば確かに「引き違い窓」は隙間が多くなるので、窓の近くにいるとス~ス~して寒く感じますよね。
単純に意識し過ぎなのかもしれませんが...。

一条工務店の窓は極力隙間を排除した造りになっているようですが、基本構造的に他の窓より性能は劣るようです。
我が家の窓はというと、LDKは庭へ出るために、2F子供部屋はバルコニーに出るために引き違い窓を採用しましたが、それ以外は設計士にお任せしました。

それぞれの窓を数えてみると、

1F;引き違い窓×4、開き窓×3、FIX窓×4
2F;引き違い窓×3、開き窓×5、FIX窓×5

結構バランス良く配置されていましたね。
FIX窓は、細い「JF1061」の2連を多用してます。





4.隣家の視線


隣家の視線についても、実際に窓の位置を確認してきましたし、一条工務店でも調べてくれていて図面にも記載されています。
それを意識しつつ窓を配置することと、幸いにも我が家は若干傾斜が掛かった土地に建築するので、良い意味で窓の高さが隣家とズレるということもあります。
しかし、それだけでは不十分なので、「かすみガラス」を取り入れながら視線を遮る工夫をしたつもりです。

かすみガラスは、採光上暗くなるのではないかと心配したのですが、明るさでは普通の透明ガラスと差はないらしいです。
なので、景色が見える箇所は透明ガラス、そうでない箇所はかすみガラスというように大まかに区分して採用しました。


5.デザイン性


で、本題の悩んでいるのがこのデザイン性に関する部分です。
何かというと、主寝室に「JK2045」の3連窓を採用しているのですが、床からの高さが「782mm」の位置に設置されるのです。
外観的にも、内観的にも「JK2061」にサイズ変更しようと考えました。
床からの高さも「244mm」となり、スッキリとした見た目になるだろうという理由からです。


その旨を設計士に伝えたところ、開放部分が2F床から低い位置になり、バルコニーもないため転落防止の対策が必要になるとのこと。

その転落防止対策として、「採風ストッパー」付きの窓というものがあるようです。

どんなものかと言いますと、通常の開き窓であれば90°まで窓が開きますが、このストッパーを付けることで開き角度に制限が出て、人が落ちないように大きく開かなくなるというものです。
どのくらい開かないかというと、こんな感じです。

全然、開きません!!

これで悩んでいるんです。
せめて45°程度まで開いてくれれば悩むこともなかったのですが、ここまで開かないとなると...。
デザインを取るか、風を取るか...。

そもそも、一条工務店のスタンスとしては、ロスガードで清浄した空気を循環させるし、断熱性/気密性が高いので窓を開ける必要はない!ということですが...。
臭いが篭ってしまった時とか、空気を入替えたいって思いますよね。

まぁ、空気の入替えくらいだったら、大きく開かなくても可能だろうとは思いますし、主寝室には他の窓やバルコニーに出る扉もあるので、これらで代用できるだろうとも考えています。

う~ん、もう少し悩みそうです。


6.まとめ


振り返ってみると、我が家が変更をお願いした部分で窓の比率が結構高かったような気がします。
みなさんも窓でここまで悩んでいるのでしょうか?
我が家は、特に採光とデザインを重視して窓を検討してきましたが、更に通風を考えてしまったら間取りが纏まらなかったのではないかと思いました。
無知で良かった~!なんて思ってしまいました。





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