【打合せ】第三回目の打ち合わせ内容③ ~太陽光について考える~


パタパカです。

引き続き、第三回目の打ち合わせの内容についてご紹介いたします。
今回は太陽光発電の減量に関しての内容です。
前回の記事はこちら→《【打ち合わせ】第三回目の打ち合わせ内容② ~吹抜窓/WIC/パイプスペース~
前々回の記事はこちら→《【打ち合わせ】第三回目の打ち合わせ内容① ~収納/キッチン/風呂窓/パワコン位置~




1.現状の搭載量


現在の図面では、太陽光を可能な限り搭載することを計画した屋根形状になっています。
その量、なんと「9.87Kw」!!


一条工務店で家を建築する人は、大容量を搭載する人が多いと思いますし、収益を最大にするためにも載せれるだけ載せるという選択だと思います。
もちろん、一条工務店で建築するメリットの一つだということは分かっているのですが、私としては、太陽光発電を搭載することはオマケ程度にしか捉えておりませんでした。
なので、大容量を搭載するという考えがそもそも希薄だったこと、それと将来的に余りに余った電力を勿体無いと思ってしまう貧乏根性が相まって、中間容量の搭載量にしようと考えています。


2.太陽光発電のメリット


太陽光発電を含めて、建築費用を住宅ローンで借り入れる人が大半だとは思います。
一条工務店では、「夢発電」という太陽光発電専用のローンも準備されていますが、今の低金利時代では、太陽光分も銀行の住宅ローンに含んでしまうのが得策ですよね。

そこで、金利も含めた総支払額と売電によるメリットについて考えてみました。
*あくまで私個人の試算ですので、参考程度に見てください。
 面倒な計算は割愛してしまっていますので...。

① 前提条件
金利;1.3%
売電単価;28円/Kwh(九州電力の買取価格)
太陽光発電搭載単価;27万円/Kw(万単位に四捨五入)

② 比較対象
太陽光搭載量=9.87Kw vs 7.14Kw

◆シミュレーション
*搭載費用は、万円単位に四捨五入。
*年間発電量は、一条工務店から提出された「9.87Kwh」のシミュレーション結果をベースとして、搭載量に比例して試算。
*発電量は10年間性能劣化しないものとして試算。
*10Kw未満ではあるが、全量買取と仮定してメリット試算。

10Kw未満の余剰買取ですが、全量買取と仮定して試算してみると、10年間でのメリット金額としては、搭載量を落とした方がメリットがあるという結果になりました。
もちろん、11年目以降も売電が続くとするならば、大容量の方がメリットは高くなりますし、10Kw以上を搭載すると20年間の全量買取ですので、大きくメリットを享受できることになるでしょう。

しかし、我が家では先ほど言ったように、太陽光は補助的役割として考えていますし、10年後に余剰電力を買い取ってもらえる保証がないので、自家消費以上に電力が余るほど搭載するのは勿体無いと思ってしまいます。
現在の売電単価では、本当に悩むレベルですよね。
もう少し一条工務店の太陽光搭載単価が安くなってくれれば...。


3.外見上のメリット



上図は、我が家の外観の屋根部分なのですが、現状では大容量搭載仕様になってますので、右側の屋根もギリギリまで勾配屋根になってます。
正直言って、窓と屋根までの距離が長すぎて間延びしてしまっている感があります。
太陽光を減少させることで、この部分はフラット(パラペット)屋根になりますので、外観上はスッキリとバランス良くなります。

これも好みの問題ですので、何が良いとは断言できませんが、我が家ではフラット屋根形状が望ましいと考えています。
ただし、一般的に、フラット屋根にすることで漏水の確率が高まると言われていますので、メンテナンス費用が増加しないか?という心配は残りますが...。


4.まとめ


打合せ内容というよりは、太陽光に特化してしまいましたが、各人の考え方によって搭載量が決まるでしょうし、載せないという選択肢もありだと思います。
自分が納得できるまで考えることによって、(正しいか否かは別として)悩んでいる事象に対しての自分なりの結論が導き出せるものだと思っています。
もし、考えても分からないことがあれば、質問を一条工務店に投げかけることが大事だと思います。
外観上の話については、設計士からメリットとして提案してもらったものですし、悩んでいることは打合せ時に率直に聞くと何らかの答えをもらえます。

是非とも、納得できる家づくりのために質問攻めにして頑張りたいと思います!


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