パタパカです。
台風5号が関西から東海にかけて上陸しましたが、私はというと、その台風と同じ進路を辿って東海地区に出張中です。
昨日の午前中に移動しましたので、新幹線は通常通り到着しましたので、一安心です。
ただ、雨と風が夕刻~夜半に掛けて激しくなりましたが、そんな台風の中でも酒宴を開いていただきまして感謝です。
さて、今回は太陽光発電をどの程度搭載するかを考えてみます。
1.太陽光発電を採用するの?
結論から言いますと、我が家も太陽光発電を搭載する予定です。
当初は太陽光発電なんて要らないと考えていました。
なぜかというと、車1台分相当の追加費用を払って搭載しても、どうせ昼間は電気使用量が少ないから恩恵を受けることがないと考えていたからです。
そうです。何も勉強していなかったからです。
発電した電力を買い取ってもらえる制度があるなんて知りませんでしたから...。
売電しているのは、メガソーラー業者のような法人だけが対象と勘違いしていたのです。
無知って怖いですね...。
現在は、売電価格が低下していますが、それでも十分なメリットを享受できるはずです。
一条工務店で建築した人の約80%が太陽光発電を搭載し、平均搭載量は11.6kWというので、皆さんメリットを考えて太陽光発電を活用しているようですね。
私はというと、搭載量は7kW程度を考えています。
10kW以上であれば、全量買取で20年間売電することが可能ですが、大容量発電を大金を出して搭載しても将来売電制度が継続しているのか?と不安があるため、若干抑えた搭載量にしようと思います。
2.将来の売電制度はどうなるか?
ここからは、あくまで私個人の推測です。
年々売電価格が低下しているということは、売電業者や住宅での発電量が多くなっているからに他なりません。
ということは、買取期間(余剰買取=10年間、全量買取=20年間)が終了した時に電力が飽和状態になっている可能性も否定できません。
一条工務店で建築する家の80%に10kW以上もの発電量が増え続ける訳ですし、メガソーラーも各地に増えているのですから。
そう考えると、もし売電期間が終了した時に買い取ってもらわなければ、単に電力が余っているけど捨てるしかないということを意味します。
折角、車1台分以上もの大金を払って設置したにも関わらずですよ。
当然、それまでの期間で売電や自家利用したメリットによって、設置費用は賄えているはずですが、それ以降も最大限のメリットを享受したいと考えてしまいます。(貧乏性なのでしょうね...)
ということを考えていくと、それほど大容量の発電は私には不要と判断しました。
将来に自家利用だけを発電できれば、それで十分なのです。
しかし、7kWを搭載するということは、自家利用+αの発電量を確保するということですので、上記主張とは矛盾するではないかと思われるかもしれません。
それには理由があります。
3.自家利用以上の発電を望む理由
それは、蓄電池の活用です。
太陽光発電の場合、どうしても日中の電力だけしかメリットを享受できずに、夜間は通常通り電力会社から電気を購入します。
この夜間電力を補える策として、蓄電池を活用して、貯めた電気を夜間に使用することによって、出費が抑えられるだろうと考えております。
日中に夜間利用分を蓄電するために、自家利用+αの太陽光発電搭載量を考えています。
但し、7kWが最適量なのかは詳細を計算していないので分かりません。
今度計算した結果を記事にしたいと思います。
では、マイホーム建築と同時に蓄電池を活用すれば良いではないかと思われるかもしれません。
これには理由があって、
①売電できる期間は極力売電して現金化したい。
②10年後、20年後の方が蓄電池性能が向上していると期待したい。
からです。
こうすれば、搭載金額もミニマム化することができ、売電もできるし、将来の蓄電池性能の様子を見ることができるのではないかという訳です。
これには、十人十色の考え方があるので、全ての人に当てはまる訳ではないと思います。
4.大規模災害時の停電にも対応
東北大震災の時には、東北地方の多くで停電が発生したようです。
私にも東北の友人がいるのですが、連絡を取りたくても携帯の充電が切れてしまって大変だったとのことです。
充電するために、厳寒の中、車の中で充電を繰り返して、ガソリンも供給が滞ってしまったので給油するにも苦労があったと聞きました。
そういった厳しい状況の中では、オール電化+太陽光発電の組み合わせが非常に有利になります。
近所で充電ができないという人に発電した電気を使ってもらったり、ストーブの灯油の供給が無い場合にも暖を取ってもらったりと助け合うことができるはずです。
自然災害はいつ発生するか分かりませんし、まさか自分が被害に合うとも思わないのですが、いざという時にせめて日中だけでも電気を活用して生活できるというのは、重要な事であると思います。
ということで、当初は不要と思った太陽光発電ですが、我が家も色々と検討して80%の仲間入りをしたいと思って計画中です。
10kW以上でも余剰が選択可能な事はご存知で?
返信削除蓄電池導入時の配線が楽な事、買い取り価格が20年間固定できる事などから
我が家では約13kWの余剰契約としましたよ。
こんにちわ。
返信削除私も蓄電池はまだ必要はないと思います。
現在の蓄電池性能は、夜に使うと言う様な希望に添える性能はありませんし、
あくまでも非常用で売られている蓄電池ですしね。
10年後には希望にあった蓄電池が安く売られてるかもですね。
又は10年後も1桁とかになると思いますが再電気買取りも考えられるかも。
私は、2階建22坪の小さい家で6kwしか搭載出来ませんでしたが、
補助金+1年もしないで太陽光分は取り戻せました。
これから9年間は売電で光熱費タダ生活+お昼のお弁当代、
又は売電のお金を溜めて10年後のメンテナンス代の足しになるので助かります。
参考までに10月で1年住んでの電気代です。
太陽光6kw搭載、関東共働き2人住まい、100%ドラム洗濯乾燥機使用(週4回程度)
冬(10月~4月)24時間床暖房+18時~24時位は一般的に電気を使用で、電気代月6~9千円程度の請求です。
売電は8千~1.5万円程度です。
夏(5月~8月)(24時間除湿冷房1台)+18時~24時位は一般的に電気を使用で、電気代月5~8千円程度の請求です。
売電は1.5万~2.5万円程度です。
コメントありがとうございます。
返信削除大容量でも余剰買取があることは知っているのですが、初期投資が大きいので悩んだんですよね。
大容量の余剰買取が収益的には良さそうなんですが...。
夢発電も金利が高いので、銀行で借り入れる方がお得ですし。
また色々とアドバイスをお願いします。
yuさん
返信削除コメントありがとうございます。
しかも、電気代の実績まで教えていただき、大変参考になります!
yuさんは、結構贅沢に(?)電気をお使いにも関わらず、電気代は想像していたより少ないので、安心しました。
今後も参考になるコメントをお願いします。
パタパカさんはじめまして
返信削除我が家は入居後実際に蓄電池(7kW弱)を入れました。
(物好きなのとマンション売却で資金に余裕があったので)
現時点では非常用と言う位置づけで考えて問題ありません。
もちろん我が家は蓄電容量の7割くらいは毎日使用しております。
一回だけ我が家のみの謎なブレーカーが落ちた停電があったのですが、
ちゃんと蓄電池用回路に変わり電気も点きました。
今の容量だと日没から蓄電池運用になると
夜の9時~10時くらいで蓄電池を7割使い切りますね。
ですので、日没~23時、雨などの太陽光が動かない時に
運用する想定となると今の4倍くらいは容量無いと足りないのではと
思います。
乱暴ですが超大目に見て月5000円蓄電池で節約すると
仮定すると10年で60万円
今の蓄電池は170万で導入しましたので、相当普及して
価格が落ちないと非常用途の域を出る事が出来ないのでは
と考えられます。(先の技術や普及度合いは誰にも分かりませんですが)
我が家は太陽光を6kW弱で売電と自己消費とのバランスが
良いので売電価格が低い今はこのくらいで十分なのかな?と思います。
売電価格33円/kWの時の契約でした。
電気代は7月は8700円位でした
建坪約40坪
妻・子供2人、日中在宅
リビング・寝室エアコン24時間運転
太陽光自己消費(9500円)
特に節電と言うのは気にしておりません(笑)
ですので太陽光が無いと大体8700円+9500円くらいです。
ご参考になれば良いです。
ぼんぼんさん
返信削除初めまして。コメントありがとうございます。
実際に蓄電池を導入しているのですね。
非常に参考になります。
将来的に、蓄電池の性能はもちろんですが、価格も下がってもらいたいですね。
ぼんぼんさんブログを拝見しました。
センスある素敵なお宅でしたので、私も見習って頑張りたいと思います。
またコメント・アドバイスいただけたら幸いです。