一条工務店の地盤調査は素晴らしい!


パタパカです。

先週は、盆休み前に高熱を発症してしまいまして、8連休という大型連休となりました。
その内、半分は高熱にうなされていましたが...。
久しぶりの会社ですが、いまいち調子も上がらず...。






さて、本日は地盤調査の事を記事にします。

一条工務店では地盤調査に力を注いでおり、厳密に調査が実施されます。



1.スウェーデン式サウンディング試験


スウェーデン式サウンディング試験という方式で、地中にロッドを貫入させ、回転数や音・振動などで地中のデータを収集し、貫入抵抗から地盤の強さ等を判定していくというものです。
  1. ロッドの先端にスクリューポイントを取り付け、地面に垂直に突き立てます。
  2. 円筒形のおもり(5Kg×1枚、10Kg×2枚、25Kg×3枚)を1枚ずつ静かに載せていき、1枚載せるたびにロッドが沈むかを確認します。*重さは、5Kg・15Kg・25Kg・50Kg・75Kg・100Kgと荷重が掛かります。
  3. 全てのおもりを載せ、ロッドに沈み込みがない場合は、ハンドルを回転させ、スクリューポイントで地面を掘進しながら強制的にロッドを貫入させ、ロッドを25cm貫入させるのにハンドルを何回転させたかを記録します。

このロッドの先端にあるスクリューポイントも使用していくにつれ磨耗していくものなのですが、一条工務店では規格よりも厳しい31mm以下のスクリューポイントは使用しないということを徹底しております。
そうすることによって、データの信憑性を増すことが出来、結果として、最適な基礎を選定し地盤トラブルによる倒壊等の被害を少なくすることができます。






2.地盤調査のタイミングは?


この地盤調査ですが、私は土地を購入した後(自分の所有物となった後)に実施されるものだとばかり思っていました。
しかし、土地探しの段階で、営業氏から「今日は目星の土地があれば仮押さえしましょう。その後、地盤調査の結果によって購入するかどうかを決めましょう。」と言われました。

そうなんです!

土地を購入するかを決める材料として、地盤調査結果を参考にできるのです。
これは我々購入者にとっては、実にメリットが大きいものです。
もし、購入後に地盤調査を実施した結果、地盤改良工事で杭を打たなければならない場合、数十~数百万円の追加費用が発生ます。それにより、土地代金が増大することになります。

で、予算超過となった結果、必要だったオプションが導入出来なかったり、延べ床面積を小さくするしか選択できないケースだって出てくる訳です。

それを、一条工務店は何度でも行ってくれるというではないですか!
これは、一条工務店の社員が資格を取得し、地盤調査してくれるからです。
つまり、自社で内製しているおかげで、労務費は掛かるものの、外部へ流出するコストを抑えることが出来ます。それが、顧客満足に変換されるのですから、非常に良いサイクルではないかと思います。

まぁ、何度でもと言っても、汗かいて地盤調査してくれている営業氏を見てると、そうそう何度も頼めませんけどね...。
ちなみに我が家は1度の地盤調査で納得のいく結果が出ました。


とあるハウスメーカーでは、地盤調査費用ということで3万円の見積もりが出てきました。
これは、土地を購入する決定材料にするのではなく、地盤改良が必要な土地かどうか、基礎は布基礎か?ベタ基礎か?それとも杭打ちか?つまり、どういう仕様の基礎にするかを決めるための地盤調査なのです。
一条工務店とはスタンスがまるで違います。
これは、外部に調査を委託するのであれば、無制限に3万円を使っても良いという企業は皆無だと思いますので、仕方ないことだと思います。
一条工務店は自社内製しているから、無制限に調査してくれるのです。
本当に無制限なんでしょうか?営業氏からは何度でも納得する土地が見つかるまで頑張りますよっ!!って言われましたが...。


3.その他の調査要素


その他にも、周辺の住居の様子(壁の亀裂・外構の傾き等)を調査したり、データベースからの地盤状況、古地図との比較、地名等の各データを総合的に分析し、調査結果報告書を纏めてくれます。

そして、その結果を基にして、基礎をどの種類にする必要があるかを判定してくれるのです。

我が家の調査結果は、別の機会ご紹介したいと思います。




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