「SweetHome3D」を駆使して仮想WEB内覧会


パタパカです。

最近仕事も忙しい一方、マイホーム建築も打合せが本格化してきており、図面や情報収集で忙しい毎日です。
図面とにらめっこしているのですが、二次元の図面を実空間に想像するのって結構労力が掛かりますよね。
ましてや、正しいと思って想像していても、実は間違っていたとしても想像と実物との答え合わせが出来ないですから困ったものです。





1.SweetHome3Dというフリーソフト



先日、妻が「やっと玄関から水廻りまで行くことが出来た!」と言ってきました。
ん...?何のこと?」と思い聞き返してみると、想像の中で玄関から家に入り洗面所まで行き着くことができたということでした。
まだそこまでなのかいっ!!」と言いたいのを我慢して、何か役に立つものはないかと探してみると...。

見つけました!!

SweetHome3D」というソフトを使えば、仮想空間に入り込んで、あたかも歩き回っているかのように図面上を三次元で見れるというものです。
まさしく、我が妻を手助けするソフトです!
しかも、無料です!

冒頭の画像は、このSweetHome3Dで作った仮想空間を写真撮影したかのように保存したものです。
結構なクオリティでしょ。

3D空間なので操作が難しいのではないかと思ったのですが、図面を描くだけで良いので、一条工務店から提出された図面を見ながら壁→床→パーツと配置していくだけですので、少し慣れてしまえば決して難しいものではありませんでした。

上段の方眼部分に図面を描いていき、パーツを配置していきます。
すると、下段に俯瞰図実際の目線に合わせた3D画像を、自動的に作成していってくれます。
壁の高さや厚みといった設定もできますので、より実物のシミュレーションに近づけることも可能となります。
私でも、4~5時間を費やせば1階・2階部分を作図できました。


2.詳細なカスタマイズも可能


このソフトの素晴らしいところは、詳細にカスタマイズが可能だということです。
床色もカラーパレットから選ぶだけではなく、テクスチャから選択することも出来ます。しかも、テクスチャは自身で追加することも出来るので、一条工務店の仕様確認ノートから床色をPhotoShop等の画像編集ソフトで抜き出して使うということも可能です。

椅子やテーブル等のパーツ類も、各部材(テーブルの足や天板等)で色を変更することも出来ますし、寸法を縦・横・高さと自由に指定できるので、自分が欲しいと思っている家具を配置した時にどんなイメージになるかを想像するにはもってこいです。
また、色についても様々な組合せを実際に住んでいるかのようにシミュレーション出来るので、想像力と空間認知能力に乏しい妻のためにあるようなソフトだと思います。

窓についても、種類が豊富ですし大きさを変更することは勿論、床からの高さを指定することもできるので、図面を確認しながら、窓のサイズや高さを確認することが出来ます。
これは非常に便利で、私もこれで作図したものを見て、窓のサイズを変更しようと思った箇所もあります。

ただ、ドアの種類が少ないと感じます。
スリットスライダーに似たものがないですし、引戸がないので代用しなければならない点が残念なところですね。

ちなみに、パーツ類は別途ダウンロードすることによって、種類を増やすことができます。



3.仮想WEB内覧会


ということで、どんな感じに仕上がったかを「仮想WEB内覧会」として紹介したいと思います。

①玄関
シューズボックスはホワイトウォールナットに色を変更しました。
②LDK
キッチンは御影石天板とブラックキッチンカウンター、床はグレーウォールナットにして、家具も寸法や色を実寸通りに変更しました。

③畳スペース
畳を半畳仕様にしました。階段下にはフリーカウンターを設置してパソコンスペースにしてみました。

④洗面所

⑤主寝室
壁紙も変更できるので、アクセントクロスを色を変更しながら検討することもできます。

⑥子供部屋
本棚とクローゼットの組合せと部屋の広さを確認できます。

⑦2階吹抜からの眺め
大きなFIX窓と2連FIX窓の組合せを見れます。(実際には犬は飼ってませんが...)


4.まとめ


いかがだったでしょうか。
マイホーム建築を検討中の人には打ってつけの優れものソフトですので、最終確認のために使ってみるというのも良いのではないかと思いご紹介いたしました。

静止画だけではなく、動画としても保存することが出来ますので、実際に住んでいるところを想像しながら家族とご覧になるのも良いと思います。

私は楽しくて楽しくて、ずーっと触っていても飽きませんでした。
楽しすぎるので中毒にはご注意を。



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